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ごめんなさい。泉が物凄く可愛く見えた。sぐだjらvgsdhgせ(動揺)

とかそーゆーことは、置いといて、今日は只管読書感想文と小論をペコペコ打ってました。
んで、ちょこちょこと委員会のコトを色々と。いやぁ、家で出来るっていいね!はかどるね!にこにこ。

そして本日はわんこの抗がん剤第二回目の天敵(阿部です、と、間違えた、点滴です☆(明るいな・・・)
いやー、なんかものっそい元気なんですけど。え、ほんとにコイツがんなの?みたいな。
You嘘言ってんじゃねーYO☆とか(わんこに)言ってみたら、めっちゃ寒い目でそっぽ向かれました。・・・・ちぃ。

ところで、めちゃくちゃ大人になったカッコイイ花井とか、どうですか。ダメですか。
自分的には、死んでしまいそうだ。っていうか、死んだ。

って思った妄想を書き綴ってみたが、失敗した。泣きたい。






「・・・・・帰んの?」


背中越しに問いかけられる。

野球をやめたって言うのに、健康を気にして、ハタチから吸い始めた煙草だって、一日に一本吸うか吸わないか、くらいだ。

メガネなのは昔のままで、ただ、度が進んだからと、メガネを外すことが少なくなっただけ。


幼馴染と言うこの距離は、思ったよりも遠くて、近い。
好きだというには近付きすぎた気がするし、かといって忘れられるくらいのちいさな恋を暖め続けてきたわけじゃない。

中途半端なのだ、私は。


高校を卒業した。大学は、同じ学部を選んだ。やりたいことがあったわけじゃない。
ただ、傍にいた事が余りにも自然すぎて、離れるのが恐かっただけ。


大学を卒業した。就職試験で、同じ会社を受けるはずだった。少なくとも、梓はそう思っていたはず。

だけど、すっぽかした。

試験は、受けなかった。


家でのんびりテレビを見ていた時、梓は帰ってきた。
いつもより真剣な眼差しで、私をはっきりと見つめて、怒った。
そんな彼に、私は小さく謝った。ごめんね、と。



そこからは線引きされたみたいに綺麗に少しずつ遠ざかった。仕事が互いに忙しくなった所為もあるだろう。
だけど確実に、あのときのしこりが存在して、それが近付くのを阻む。



分かって、いたから。
嫌いになれずに、かといってすきだなんて、いえるわけのない間柄になってしまっていた。
距離がとりたかった。きっとそれは梓も感じとってくれて、だから付かず離れずの今の状態がある。



「気をつけて帰れよ」

「・・・・・うん」


用があって寄っただけだ。顔が見たいとか、そんな可愛い理由じゃない。
だから私だって振り返らずに返事をした。



だけど。


昔の梓ならきっと、ほんの数秒の、隣の私の家までの距離に付き合ってくれていただろう。

そして今の梓は、そっとリビングのガラス越しに、私が家のドアに吸い込まれるその瞬間までを見届けてくれるのだ。



苦しくて、愛しい。






***********
ちょっと距離を置いた会社員の花井・・・・・大人になれてるのかなぁって感じですけど・・・・・汗
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