はじまりのないおわり

今日、本当の意味で卒業できたんだなぁと自分の中ではピリオドを打った気がします。 なぜかって聞かれても、答えはないけれど。 あえていうなら、自分のクラスが好きだったからかな。 だから悔しい思いをしたことだって何度でもあるし、その感情のやり場を見つけられなくて諦めてきたけれど。 本当に最後なんだなー。 後悔したことはいっぱいある。でもそのひとつひとつを全部覚えてるから平気。 忘れたりなんか、しないから。 現実を見たくない気持ちはたしかにあるけど、過ぎた事をやり直す事はできないから、目を背けるだけ。事実は変わらない。いつか笑って言えるようになる日まで、たぶんそう遠くない日に。 日々に流されて、和らいでいくのを待つだけ。 少しずつ変わる私が、変わることのない記憶を。